海南市議会 > 2021-03-05 >
03月05日-06号

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  1. 海南市議会 2021-03-05
    03月05日-06号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    令和 3年  2月 定例会               令和3年           海南市議会2月定例会会議録                第6号           令和3年3月5日(金曜日)-----------------------------------議事日程第6号令和3年3月5日(金)午前9時30分開議日程第1 議案第10号 令和3年度海南市一般会計予算日程第2 議案第11号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第3 議案第12号 令和3年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第4 議案第13号 令和3年度海南市介護保険特別会計予算日程第5 議案第14号 令和3年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第6 議案第15号 令和3年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第7 議案第16号 令和3年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第8 議案第17号 令和3年度海南市水道事業会計予算日程第9 議案第18号 令和3年度海南市病院事業会計予算日程第10 議案第19号 岡田排水ポンプ場整備工事請負変更契約締結について日程第11 議案第20号 岡田排水ポンプ場整備(機械・電気設備)工事の請負変更契約締結について日程第12 議案第21号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第14号)日程第13 議案第22号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第14 発議第 1号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則について-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(18名)      1番  橋爪美惠子君      2番  瀬藤幸生君      3番  森下貴史君      4番  中家悦生君      5番  和歌真喜子君      6番  岡 義明君      8番  上村五美君      9番  黒原章至君     10番  川口政夫君     11番  東方貴子君     13番  宮本憲治君     14番  磯崎誠治君     15番  栗本量生君     16番  川端 進君     17番  川崎一樹君     18番  米原耕司君     19番  榊原徳昭君     20番  宮本勝利君-----------------------------------説明のため出席した者   市長            神出政巳君   副市長           伊藤明雄君   教育長           西原孝幸君   病院事業管理者       鈴木孝志君   総務部長          岡島正幸君   くらし部長         瀬野耕平君   まちづくり部長       川村英生君   教育次長          橋本伸木君   消防長           杖村 昇君   水道部長          塩崎貞男君   管財情報課長        仲 恭伸君   税務課長          妻木孝文君   危機管理課長        坂本匡也君   市民課長          河尻眞味君   社会福祉課長        口井智之君   高齢介護課長        辻 博生君   保険年金課長        田中幸人君   子育て推進課長       海渡 聡君   健康課長兼海南保健福祉センター長                 村田かおり君   環境課長          井内健児君   産業振興課長        井口和哉君   建設課長          内芝壽郎君   都市整備課長        中 圭史君   区画整理課長        土田真也君   管理課長兼港湾防災管理事務所長                 尾崎正幸君   業務課長          山香吉信君   工務課長          前山勝俊君   施設維持課長室山浄水場長及び下津浄水場長                 松下 浩君   医療センター事務長     藤田裕之君   教育委員会総務課長     中野裕文君   学校教育課長        日高一人君   生涯学習課長        楠間嘉紀君   海南下津高等学校事務長   瀧本純裕君   企画財政課課長補佐     中尾量哉君-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長          小柳卓也君   次長            阿戸将之君   専門員           樫尾和孝君   主査            大野晃希君-----------------------------------                           午前9時30分開議 ○議長(川崎一樹君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、当局より発言の申出がありましたので、これを許可いたします。 楠間生涯学習課長  〔生涯学習課長 楠間嘉紀君登壇〕 ◎生涯学習課長(楠間嘉紀君) おはようございます。 3月2日、6番 岡議員の指定管理者による総合体育館トレーニング室の料金改定についての一般質問の中で、リース料は、市の仕様書に示している指定管理料のリース料の条件の範囲内で行っている旨答弁いたしました。 正しくは、今回の会費の値上げの要因となったリース料2万4,000円分は、市の仕様書に示している指定管理料のリース料の範囲内には含まれておらず、指定管理者側で負担するものであります。 訂正しておわび申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 発言が終わりました。----------------------------------- △日程第1 議案第10号 令和3年度海南市一般会計予算 ○議長(川崎一樹君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第10号 令和3年度海南市一般会計予算を議題といたします。 次に、9款教育費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 予算説明書229ページ、熊野参詣道(紀伊路)保存整備事業です。 これ、藤白坂の整備というのも入っていると思うんですけれども、これ、以前にも藤白坂の整備など何遍か入ったと思うんですが、その点、以前に整備されたとことまた違っているんでしょうか。その点だけ教えてください。 そして、予算説明書の235ページ、総合体育館等運営事業です。指定管理料です。 今、訂正していただきましたけれども、マシンのリース料月24万円が、仕様書の中のリース料の範囲に含まれないと、これ、今頃言われても、もう質問終わりましたけれども、ころっと変わってくるのよ。  (「2万4,000円」と呼ぶ者あり) 2万4,000円、ごめん。2万4,000円、これ月でしょう。 だから、仮に10月から機械が新しく入れられたとしても、10、11、12、1、2、3やいしょな。8か月やいてよ。  (「6か月ちゃうんか」と呼ぶ者あり) あ、そうか。朝からもうちょっと頭がまだ回っていませんけれども、結構なお金になるんです。その分が指定管理者の負担というのか、含まれるというのか、訂正されましたけれども、それちょっとやっぱり、答弁するときは…、  (「含まれていなかった」と呼ぶ者あり) あ、リース料に含まれていないということでえらい違うので、やっぱり答弁は、その点間違わないようにまず指摘しておきます。 そこで、総合体育館トレーニング室に係る指定管理料、これ6,727万9,000円、この内訳、教えてください。もちろんこの中にはマシンのこのリース料とかもいろいろ含まれているんですけれども、そのちょっと内訳を教えていただきたいなと思います。よろしく。 ○議長(川崎一樹君) 楠間生涯学習課長 ◎生涯学習課長(楠間嘉紀君) 2点の御質疑に御答弁させていただきます。 まず、1点目、藤白坂の整備に関してなんでございますが、市として藤白坂の整備を行うのは、今回初めてであります。 藤白坂の整備に関しては、ボランティア等で、民間の方々が簡易的にやっているケースはございますが、今回、市のほうで藤白坂に至る地蔵峰寺の坂道の1,500メートルあるうちの地道部分の約900メートルが、かなり傷んでおって、側溝がない箇所や、側溝があっても土砂が埋没するなど機能を果たしていない箇所が多く、ハイカーがかなり多く通る道、歩っとウオークでもかなり通っているんですけれども、さらに鈴木屋敷が整備されれば多くなるというところで、今回市として整備に至ったというところであります。 次に、総合体育館指定管理料の6,727万9,000円の内訳なんですけれども、まず人件費が3,060万円、消耗品が135万円、燃料費が40万円、印刷製本費で10万円、光熱水費で1,673万2,000円、修繕料で360万円、手数料で40万円、保険料で45万円、業務委託料で684万3,000円、トレーニングマシン賃借料で300飛んで60万円、モップ等賃借料で19万円、備品購入費で30万7,000円、公租公課費で378万5,000円となってございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) そしたら、この藤白坂のこの整備、どんなふうな形で整備されるんでしょうかね。いろいろ極端な話をしたら、石畳にするとかいろいろありますけれども、そのやり方ですね、教えてください。 そして今、トレーニング室の指定管理に係る内訳を言っていただきましたけれども、トレーニングマシン、言い間違うてないと思うんやけれども、300飛んで60万円と言われたと思うんやけれども、仕様書では300飛んで6万円やで。1桁違うやんな。300飛んで60万円と言うたけれども、300飛んで6万円。 その点教えてください。どちらが本当なんかね。 そして、指定管理者が行っているこのトレーニング室の自主事業ですね。会員制ということなんですけれども、収入は幾ら見込んでおるんですか。 ○議長(川崎一樹君) 楠間生涯学習課長 ◎生涯学習課長(楠間嘉紀君) 2点の御質疑に御答弁させていただきます。 まず1点目、藤白坂に関してなんですけれども、通常の道路整備のようにコンクリートで舗装するのではなく、文化庁の協議の中での話なんですけれども、現地でも調達できる転石、石や木を用いるような指導があり、景観を損なわないよう、なるべく自然素材を使いながら整備を行っていきます。 それと、トレーニングマシン賃借料、306万円の間違いです。すみません。 それと、トレーニング室運営事業の経費に関しましてなんですけれども、事業収入として、会員数が350人で、1,690万1,000円を収入予定としております。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) トレーニング室に係る指定管理料の内訳を言っていただきましたけれども、僕もよう数字間違うんです。間違うんやけれど、やっぱりここ大事なところなんで、聞こうとするところなんで、よろしくお願いします。 そしたら、306万円ということは仕様書のそのとおりです、間違いないです。間違いないけれども先ほど訂正された月2万4,000円分というのは、これはそしたらどういう位置づけなんですか。 本来は、仕様書へこれ入れとかなあかんのちゃうんかえ。そんなん思いますけれども、その点、教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 楠間生涯学習課長 ◎生涯学習課長(楠間嘉紀君) 指定管理者が行っている機器のリース料2万4,000円については、体組成計になっています。体の脂肪とか、そういう体の構造がどんなになっているかというのを測る機械となっています。 それは、当初指定管理のリース料に含まれておらず、リニューアルしたときに指定管理者の提案で、これはやはり健康を測るに対して必要であるという観点から、指定管理者が費用を出して、2万4,000円のリース料で体組成計をリースをしたものでございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 207ページに、かいなん学校教育サポート事業がございます。これは概要のほうにも出ていたと思うんですけれども、非常勤講師を配置して様々な教育課題に対応する事業ということですね。来年度、令和3年度はどういった取組となるのか、教えていただきたいと思います。 それから、就学援助事業について。小学校については213ページ、中学校については215ページにございます。 来年度の就学援助事業は、どういう予算配分となっているのか。やっぱり、新型コロナウイルス感染症の下で暮らしが大変になっている家庭も多いように思うんです。大変なんですという声もお聞きしているところなんですけれども、それに対して十分に配慮されているかどうかということが気になるわけですが、就学援助事業、どうなっているでしょうか。 それから211ページ、小学校の校舎等補修事業、中学校については215ページにございまして、小学校の校舎等補修事業は1,160万円、中学校については1,364万円とあります。また、幼稚園に関しては219ページに、園舎等補修事業がございまして、143万5,000円なんですが、それぞれどういう補修事業になるんでしょうか。 これは、今年度、学校施設長寿命化計画策定事業があったと思うんですけれども、それに基づいたものになるんですか。それとも毎年の補修事業になるのか、そこら辺の位置づけがどうなっているかをお聞きしたいと思います。3点お願いします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 日高学校教育課長
    学校教育課長(日高一人君) 来年度のかいなん学校教育サポート事業につきましては、これまでと同様で、各学校に非常勤講師を配置しまして、特別支援教育の充実のため、学習指導の充実のため、または生徒指導の充実のため、加えて学校が必要とする内容に即しまして、非常勤講師が支援に当たるという事業内容としております。 ○議長(川崎一樹君) 中野教育委員会総務課長教育委員会総務課長(中野裕文君) まず、2点の御質疑にお答えいたします。 まず、就学援助の状況なんですけれども、就学援助の配分ということなんですけれども、新年度につきましては、小学校で就学援助の対象を267人、中学校については160人というふうに試算のほうをさせていただいております。小学校でいくと、率でいうと全体の13%、中学校でいくと15%程度の受給率という形になっております。 金額的にも減額となっておるんですけれども、教育委員会としましては就学援助の要件を見直したとか、それとか支給単価を引き下げたというんではなしに、来年度の認定者数の見込みに基づいた予算の減額というところで押さえさせていただいております。 それと、各小学校、中学校、幼稚園の補修事業についてなんですけれども、これにつきましては、例年行っております校舎の補修事業として予算のほうを計上させていただいております。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 答弁いただきました。 かいなん学校教育サポート事業です。様々な教育課題に対応する、そしてまた必要とする内容に関してもサポートしていくということなんですけれども、一般質問でお聞きしたところ、35人を超える学級が小学校でもあるということで、そこに対してやっぱり手厚くやっていくことが、この時代だからこそ求められるところもあると思うんです。 やはり密を避けるという問題、一人一人の課題に対応していくということでは大切だと思うんですが、そこらは来年度例年どおりなのか、さらに考えてやっていただいているのかをお聞きしたいと思います。 就学援助事業です。要項が変わったっていうわけではないということですが、就学援助は、入学したり進学したときの当初に申込みをするんだと思うんですけれども、家庭の状況が変わったりして、途中からっていうのはどうなっているんかなっていうふうに思うんです。 やっぱりこう、仕事がなくなって大変になってというシングルマザーの方の相談とかもありまして、そういうときにやっぱり就学援助事業で助けてもらうと、それだけでもありがたいというところがあると思うんですが、そういう方に十分に手を差し伸べられているかなというふうに思うんですが、どうかということ。 そして、小学校では13%、中学校では15%、およそそういうふうになっているということですが、それは今年度と比べてどうですか。同じ程度と見積もっているのかどうか、お聞きします。 補修事業に関しては結構です。 ○議長(川崎一樹君) 日高学校教育課長学校教育課長(日高一人君) 学級の人数につきましては、学級編制基準に即して定まっておりまして、学級数に即して教員の配置数が定まるっていう形態を取っております。 学校は、これまでも規定の教員数で対応することが原則となっておりますが、議員御発言のとおり、子供の発達に関する課題であるとか、多人数の学級での指導が困難であるという事実はありますので、それへの対応として、本かいなん学校サポートに係る非常勤講師の配置についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 中野教育委員会総務課長教育委員会総務課長(中野裕文君) 就学援助につきましては、コロナウイルス感染症の関係で、途中で増えたとかっていうことについてどうなるのかという御質疑なんですけれども、今年においてもコロナウイルス感染症の関係で急激に所得が減ったっていう相談をいただいた方につきましては、就学援助の対象というふうにさせていただいたりしておりますので、新年度につきましても、そういう途中からとかの部分で就学援助が必要な方については、相談というか申請いただければ対応のほうはさせていただく予定にはしております。 ただ、見込みとしては、それぞれ小学校で267人、中学校で160人という形で見込んでおるんですけれども、不測事態となった場合には、その時期になったときに対応のほうをしていきたいというふうに考えております。 受給率については、昨年と比べてということなんですけれども、例年大体実績ベースでいくと15%前後の受給率というふうになっています。13%から16%とかっていう大体15%前後の受給率というふうになってございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 就学援助事業に関しては、よろしくお願いしたいと思います。 かいなん学校教育サポート事業ですけれども、これは国や県の補助も一部ありながら、やっぱり市として独自にやっている部分が多いんじゃないかと思うんです、予算を見ていますと。 検討していくっていうふうにお答えになっていらっしゃいますけれども、来年の予算としては従来どおりで、特に何て言うんですか、もっと加味していくとかいうことがないということですよね。 やっぱり少人数学級を求めている声も大きいし、先生方の過重労働とも言われている中で、ここを手厚くしていくことが大事だと思うので、お聞きしているわけなんですけれども。何か、国や県の制度がもうちょっと本当にゆっくりしたものになればいいなとは思うんですけれども、市として予算を立てるときにはここかなと思ってお聞きしているわけです。 大変だとは思うんですよ、市がやっていくっていうのは。だけれども、やっぱり子供たちの教育っていうことでは大事だと思うんで、もっと、非常勤講師の配置もされるんやけれども、もうちょっと手厚いものが必要じゃないかと考えるわけですが、お考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 日高学校教育課長学校教育課長(日高一人君) 学校には、現状も県の非常勤講師としまして、特別支援学級を担当する非常勤講師、学習や生徒指導を担当する非常勤講師学習指導員という名称の非常勤講師、または不登校の児童・生徒を支援する支援員、スクールサポートスタッフといった各種の非常勤講師が配置されております。 これに併せて、かいなん学校サポートの講師についても学校の支援に入っているわけなんですが、現状として、人員確保も非常に難しい状況も考え合わせて、令和3年度については現状と同数のかいなん学校サポート非常勤講師を想定しての予算計上とさせていただいております。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 14番 磯崎誠治君 ◆14番(磯崎誠治君) ちょっと教えていただきたいんですけれども、以前一般質問でさせていただいたら、答弁のほうで、令和3年度から適正配置の検討に入ると言われました。 どこにその予算が出ているのか、どのような形で適正配置の検討に入られるのか、教えてもらえますか。 ○議長(川崎一樹君) 中野教育委員会総務課長教育委員会総務課長(中野裕文君) 適正配置の予算っていうか、取組についてなんですけれども、適正配置の取組については、新年度につきましては、まず教育委員会の中でどういうふうにしていくかという方針を出した中で、諮問内容等を検討する中で、6月定例会の補正の中で、その審議員の報酬であるとかっていう部分の予算を計上する予定としております。 ○議長(川崎一樹君) 14番 磯崎誠治君 ◆14番(磯崎誠治君) それでは、その新しく令和3年度からやる適正配置の委員は、今までとどのように変わっているんですか。今までと同じような方向でやるのか、それとも新しくまたやり方を変えるのか、教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 暫時休憩いたします。                           午前9時56分休憩-----------------------------------                             午前10時開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第10号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 神出市長 ◎市長(神出政巳君) 適正配置の検討につきましては、6月定例会での上程予定としております肉づけ補正予算で、教育委員会のほうからまた上げさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 14番 磯崎誠治君 ◆14番(磯崎誠治君) この今の骨格予算の中では入っていないっていうのは分かりましたけれども、6月にやる場合は、以前と同じような形でやるような形ではやっていただきたくないので、それだけ要望しておきます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 説明書216ページ、217ページ、高等学校費に関連して伺います。 市立高等学校、その残りの年月が減ってまいりました。新年度予算においてどのような状態で運営されるのか。生徒数であったり、この先の閉校に向けてのスケジュールであったり、あるいはその3年間で卒業するのが苦しくなってきている人の人数であったり、その辺の対応の説明を求めます。 ○議長(川崎一樹君) 瀧本海南下津高等学校事務長海南下津高等学校事務長(瀧本純裕君) 本校では令和5年度末をもって閉校が決まっている中、生徒数につきましては、3月1日現在では1学年食物科27人、家政科3人、計30人。2学年食物科15人、家政科4人の計19人。3学年食物科20人、家政科5人で計25人の全校生徒74人という状況になっております。 また、教職員につきましては、校長、教頭のほか、教諭10人、養護教諭1人、常勤講師14人、非常勤講師2人、クラブ担当の外部講師4人、スクールソーシャルワーカー1人、スクールカウンセラー1人、学校司書1人、事務職員2人、校務員1人の体制で、適正な学校運営に努めているところでございます。 なお、冒頭にも申し上げましたが、本校は令和5年度末に閉校が決定しており、令和4年度以降は新たな入学者を募集しないことから、令和3年度が3学年そろう最後の年度となっております。 以後、令和4年度では、1年生が在籍しない2年、3年の2学年、さらに令和5年度では、3年生のみ在籍する状況となり、令和6年3月末をもって閉校という現状になっております。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) もう一回入試のほうはやるんですね。 まだ、今週中ですか、高等学校の公立の入試は11日やったかな、だったと思うんですけれども、そこで予定されている受験者数と、先ほど今の現1年生が30人っていうことだったんですけれども、この方々が、もうその中で再度1年生をやらなければいけない可能性のある人数、というのは、その令和5年で終わりですので、その子たちに対応するケアというのは非常に大事になってくると思うので、その辺を把握されているのか。 把握していれば、どの人数で、それに対してどういう対応を取るように考えているのか伺います。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 瀧本海南下津高等学校事務長海南下津高等学校事務長(瀧本純裕君) 現状の1年生というところでございますが、実際1年生の中に、既に転学してしまったとか、そういう生徒もおります。 あと、休学中という生徒も現状おる中で、今年の1年生につきましては、仮に留年となったところでも、さらに令和3年度から再度1年生をやり直して、閉校まで3年間勤め上げて卒業っていうところはまだいけるんですけれども、今度新たに入ってくる新1年生につきましては、3年間きっちり、留年することなく卒業していただく必要があるというところになっております。  (「受験者数」と呼ぶ者あり) すみません、答弁漏れございました。 本出願が昨日と今日でやっておりまして、今日の3時が最終になるんですけれども、その状況はまだ分かりませんが、先日一般出願というのをやっておりまして、そのときの状況を申し上げますと、食物科25人、家政科5人の計30人の一般出願がございました。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 我々は留年されて、令和5年度までに卒業まで持っていってあげれない、そういうのを非常に危惧するんですよ。 受け入れた限りは最後まで面倒見て、放り出すような形にはしたくない。確かにその通信であったりとか、様々な手だてはあるんですけれども、それでも受け入れた限りは何とかっていうのは、全力を尽くしていただきたいものですから、こういう質疑をさせてもらっているんですけれども。 30人の新たな出願数、少ないですよね。ただ、予想はもっと少なくなるように正直私のほうは予想していたんですけれども、何とか。ほんでも5人、全員来ても5人……。 30人全員受けてくれて、全員合格したとしても30人という形で、これだけの人数で十分な様々な学校行事であったりとか、授業であったりとか、その辺は令和3年度で十分生徒たちの満足いくような対応が取れるのかどうか、その辺の工夫等考えておられるのかどうか、伺います。 ○議長(川崎一樹君) 西原教育長 ◎教育長(西原孝幸君) 海南下津高校についての御質疑にお答えいたします。 昨年度そして今年もそうですが、入学を希望してくれる子供さんたちにとっては、令和5年度末で学校が閉まるということを分かった上で入学を希望されております。 しかし、学校のほうでは、そのことも十分踏まえて、従来からも留年とか、あるいは学校を替わる、あるいは進路変更する、そういうことについては十分配慮しながら、可能な限りの手だてをしながら進めてきているところです。 その上、令和5年度末に学校を閉めるというわけですから、やはりそれ以上の手だてをしていくというか、そのことは十分受け止めて学校運営をしているところです。 内容的にはどうかといいますと、なかなかやはり生徒の現状を見ていますと、学習面もそうですし、生徒指導面でもいろいろな課題を持たれている生徒が多い中ですので、その中で特に補習をしたりとか、あるいは資格を取るために、授業以外に長期休業中に登校して、そうしてそこでさらに補充授業をするとか、そういうことを今までも続けておりますが、最終年度になるまでに、それをさらに充実させて学校運営をしていくという、そういうことは、校長を中心に教職員一体となって取り組んでいるところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって9款教育費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、10款災害復旧費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって10款災害復旧費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、11款公債費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって11款公債費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、12款予備費について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって12款予備費に対する質疑はこれで終了いたします。 以上で歳出各款についての質疑は終わりました。 この際当局入替えのため、暫時休憩いたします。                           午前10時11分休憩-----------------------------------                           午前10時30分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第10号の議事を継続いたします。 次に、歳入について質疑を行います。 歳入についても款ごとに御質疑いただくことにいたします。 1款市税について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって1款市税に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、2款地方譲与税について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款地方譲与税に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、3款利子割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって3款利子割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、4款配当割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって4款配当割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、5款株式等譲渡所得割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって5款株式等譲渡所得割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、6款法人事業税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって6款法人事業税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、7款地方消費税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって7款地方消費税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、8款ゴルフ場利用税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって8款ゴルフ場利用税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、9款環境性能割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって9款環境性能割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、10款地方特例交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって10款地方特例交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、11款地方交付税について質疑を行います。 御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 地方交付税が、今年度と比較しますと4億5,000万円減額となっているわけです。 1款の市税も減額になっていて、そうすると地方交付税っていうのは、その市町村の足らないところに対して交付してくれるものだと思うので、市税も減っているし、大変なときで交付税が増えるんじゃないかなと思っていたら、がんと減っているんですが、その仕組みについて教えていただきたいんですけれど。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 中尾企画財政課課長補佐企画財政課課長補佐(中尾量哉君) 普通交付税につきましては、地方交付税の94%に対し、地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む人にも一定のサービスを提供できるよう、国から交付されるものであります。 令和3年度の予算額については、国から示された令和3年度の地方財政計画において、対前年度比5.1%の増となっているものの、令和2年度に実施された国勢調査人口の減少等により、前年度と比べて大幅な減額となっております。 ただ、その一方で、臨時財政対策債においては、国の地方財政計画において前年度比57.7%の増となっており、前年度と比べ4億7,000、1,500万円の増額となっております。 したがいまして、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた実質的な交付額は、60億2,900万円となっておりまして、前年度と比べて14億1,500万円の増額となっております。  (発言する者あり) ごめんなさい。前年度と比べ47億1,500万円の増額となっておりまして、普通交付税と臨時財政……  (発言する者あり) ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午前10時36分休憩-----------------------------------                           午前10時37分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第10号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 岡島総務部長 ◎総務部長(岡島正幸君) 貴重なお時間をお取りいたしまして、誠に申し訳ございません。 臨時財政対策債においては、国の地方財政計画において前年度比57.7%増となっており、前年度と比べて4億7,150万円の増額となっており、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた実質的な交付額は60億290万円で、前年度と比べ1億4,150万円の増額となっております。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) ちょっと財政にあまり強くないのでよう分からないんですけれども、地方交付税と臨時財政対策債を合わせると昨年よりも増えているよっていうことですよね。 その臨時財政対策債というのは、市債とかそっちに当たるんですか。国庫支出金。ちょっとそこも含めて教えてもらえますか。 ○議長(川崎一樹君) 岡島総務部長 ◎総務部長(岡島正幸君) 臨時財政対策債につきましては、どの地域に住む人にも一定のサービスが提供できるよう、地方交付税として交付されるべき額が、国の財政状況等により、地方債である臨時財政対策債に振り替えられるものでございまして、ただ、その償還においては、後年度において全額交付税に算入されることになりますので、実質的な交付税と何ら変わるものではございません。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 分かりました。実質的には変わらないということで理解したいと思います。 先ほど、国勢調査もあったせいなのか、人口が減ってきたので、それが地方交付税として大分減額っていうことですが、人口減少による地方交付税の減少というのは、どれくらいっていったらいいんですか、ちょっとそれが、人口減少が市の財政に及ぼす影響がどんなものかをちょっと知りたいので、そこら辺が分かる説明をいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 岡島総務部長 ◎総務部長(岡島正幸君) 地方交付税の算定には、人口の数値が多く使われているところでございまして、海南市におきましては、この人口減により、単年度約3億3,000万円減少するものと見込んでおります。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって11款地方交付税に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、12款交通安全対策特別交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって12款交通安全対策特別交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、13款分担金及び負担金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって13款分担金及び負担金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、14款使用料及び手数料について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって14款使用料及び手数料に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、15款国庫支出金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって15款国庫支出金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、16款県支出金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって16款県支出金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、17款財産収入について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって17款財産収入に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、18款寄附金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって18款寄附金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、19款繰入金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって19款繰入金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、20款繰越金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって20款繰越金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、21款諸収入について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって21款諸収入に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、22款市債について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって22款市債に対する質疑はこれで終了いたします。 以上で、歳入各款についての質疑を終わります。 次に、第2条から第5条までについて質疑を行います。 第2条債務負担行為について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第2条債務負担行為に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第3条地方債について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第3条地方債に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第4条一時借入金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第4条一時借入金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第5条歳出予算の流用について質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第5条歳出予算の流用に対する質疑はこれで終了いたします。 以上をもって本案に対する質疑は全て終了いたしました。 よって本案に対する質疑を終結いたします。 この際当局入替えのため、暫時休憩いたします。                           午前10時44分休憩-----------------------------------                           午前10時50分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第2 議案第11号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第2 議案第11号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第3 議案第12号 令和3年度海南市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第3 議案第12号 令和3年度海南市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 後期高齢者医療制度ですね。後期高齢者医療制度では来年度から制度改正があるかと思います、保険料に関しての。それの説明をお願いしたいと思います。 その制度改正によって影響を受ける人数、そして金額はどうなるか。今年度幾らで、来年度は幾らになるのかを教えていただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 田中保険年金課長保険年金課長(田中幸人君) 令和3年度の制度改正、2点ございまして、1点目は保険料均等割の軽減特例の見直しで、これまで本則7割軽減に対し、特例として軽減を上乗せしていたものを令和元年度から見直し、令和3年度から本則どおりとするもので、令和2年度から令和3年度にかけては、7.75割軽減を7割軽減といたします。 2点目は、国民健康保険税と同様、令和3年1月1日施行の個人所得課税の見直しに伴い、一定の給与所得者または公的年金受給者が2人以上いる世帯が、保険料の軽減で不利益を被らないよう、軽減判定基準の見直しを行うものでございます。 次に、軽減見直しにより年間保険料がどうなったかでございますが、令和2年度では1万1,300円から令和3年度1万5,000円となり、1人当たり3,700円の増額となります。令和2年度の本算定時の数値で試算したところ、1,971人が対象となってございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 均等割の軽減割合が、本則に戻る。本則に戻るっていうのは、保険料の軽減が7割、5割、2割ってもともとなっているのが、追加になっていて7.75割とあったのが、7割、5割、2割ってそのままでいくっていうことなわけですね。 もともと、9割とか8.5割とかあったのを次第に下げてきて本則に持っていったっていう経過があるかと思います。 来年度は、この本則っていうことで、軽減割合をもっと上乗せするっていうことがなくなるわけで、今お答えいただいたように1万1,300円が1万5,000円になる。 これは、9割軽減だったときに数千円だったのが1万1,000円に、1万円を超して、しかもそれがもっと高くなってくるっていう状況があると思うんです。しかもその人数が1,971人って、大変多いというふうに感じています。 ということは、このもともと7割だった人に加えて1,971人の方が7割になるということですよね。これは収入の基本的にない方ですよね。高齢者の暮らしが、これでは本当に大変じゃないかと思うんですが、それに対してどうお考えか、お聞きしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 田中保険年金課長保険年金課長(田中幸人君) 低所得者の軽減は平成28年度までは5割軽減であったところが、平成29年度には2割軽減、平成30年度からは軽減なしと。 また、9割軽減につきましては、令和元年10月から介護保険料の軽減拡充や年金生活者支援金が支給されたことに併せ特例が廃止され、令和元年度では通年で8割軽減、令和2年度から7割軽減となり、8.5割軽減につきましては、年金生活者支援金給付金の支給でないことなどを踏まえ、激変緩和の観点から1年間据え置かれ、令和2年度では通年で7.75割軽減、令和3年度から7割軽減となったところでございます。 こちらにつきましては、所得が少ない方が軽減を受けていたということでございますが、これにつきましては、制度発足から既に10年が経過し、一定の所得のある方については段階の軽減措置を戻すという認識がありました。 そういうことを行いながら、一定の所得のある方々に制度本来の保険料を御負担いただくことで安定的な運営を図り、将来にわたって持続可能な医療制度にしていくことが重要ということで、負担増となってございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 一定の収入のある方には負担いただくっておっしゃいますけれども、この来年度の改正に関しては、当初から決まっていたこととはいえ、収入のある方ではなくて、収入のない方が余計大変になるっていうことが問題だと思うんですよ。 海南市だけで決まっているんじゃないんで、こう言ってもっていう感じはするんですけれども、ただ、収入の少ない人が余計引上げになる。今までも、暮らしが大変なのに、余計保険料が上がるわけですから、大変になるっていう状況があると思うんですよ。 別に収入のある人がたくさん払うようになるっていうんじゃなくて、収入のない人がもっと払わなあかんようになるのが、この後期高齢者医療制度の改正だと思うんです。そうすると、余計大変でしょうということを言いたいわけなんですけれど、どうですか、部長。 ○議長(川崎一樹君) 瀬野くらし部長くらし部長(瀬野耕平君) 収入のない方が大変だという御質疑でありました。 基本的には、後期高齢者医療制度の部分に関しては、広域連合のほうで議論をされていることであるというふうに思ってございます。 その広域連合の中では、世代間の公平性や制度の持続性から、後期高齢者の皆様からも一定の御負担をいただくということの中で、負担能力のある方から御負担をお願いする保険料の賦課上限額が引き上げられるなど、国の方針に沿った保険料率の算定を行っているとのことで、今後の医療給付費の動向等を見極めつつ、財政の安定化を図るとともに、保険料抑制財源としての給付費準備基金と、和歌山県財政安定化基金の活用を検討しながら、適正な保険料の算定に努め、後期高齢者医療制度の安定的な運用に努めていると聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第4 議案第13号 令和3年度海南市介護保険特別会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第4 議案第13号 令和3年度海南市介護保険特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 令和3年度から、いよいよ第8期の介護保険事業ということで切り替わっていくんですけれども、この案というやつを市のホームページで取らしていただきました。 今後、これをきちっとした冊子に変えていくんだろうと思うんですけれども、ホームページ上で、この案についてパブリックコメントを行ったと思うんですけれども、それが、日程を見ると2月のたしか22日か何かまでパブリックコメントをしていたと思うんですけれども、それは、まだこの案というのには、そのパブリックコメントの内容について、直接改正されたとかないんでしょうか。 それとパブリックコメントですけれども、何件ぐらいあって、特徴的なもの、もしあれば教えていただきたいと思います。 この案を見る限りは、平成29年度と比べているんですけれども、運動機能の低下というところでは、3.2ポイント低下しているのが高くなっていると。閉じ籠もり傾向については3.1ポイントも高くなってきていると。 それからこれが、認知機能の低下っていうところが、これはすごいですね。平成29年度と比べたら、9.9ポイントもこの認知機能の低下が高くなっていると。 もう一個いうたら、鬱傾向ですね。これも同じように平成29年度と比べたら6.3ポイントも高くなっている。 やっぱりこの平成29年度っていうたら何かと言うたら、本格的に介護予防・日常生活支援総合事業が始まったんですね、介護予防・日常生活支援総合事業が。ですから、今報告しましたけれども、特にチェックリストなんかで介護予防・日常生活支援総合事業に行った方が、きちっとしたサービスが受けられていないんちゃうかなって、考えるところなんですよ。 それで、こういうふうに認知機能なんかも9.9ポイントも高くなっているんじゃないかなって推測するんですけれども、その点はどうなんでしょうか。もうその点だけ聞こうか。いろいろありますけれども、もうその点だけ教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 辻高齢介護課長高齢介護課長(辻博生君) ただいまいただきました数点の御質疑にお答えします。 まず、パブリックコメントの件数なんですが、ゼロ件でございます。内容も特にいただいておりません。 パブリックコメントに現在募集中の案はもちろん反映はされてございません。 あと、認知機能の低下についてでよろしいでしょうか。  (発言する者あり) ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午前11時6分休憩-----------------------------------                           午前11時7分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第13号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 瀬野くらし部長くらし部長(瀬野耕平君) 岡議員から、運動機能の低下とか、それから認知機能の低下とかが下がっている中で、介護予防・日常生活支援総合事業が影響しているのではないかという御質疑だったと思います。 介護予防・日常生活支援総合事業につきましては、チェックリストで認定していくわけですけれども、この方々もきちっとケアマネジャーがついており、ケアマネジャーが調整しますので、そういうきちっとしたサービスが受けられていないということはないというふうに考えてございます。 ただ、この下がっているのは、今年度の初めに調査をしましたので、コロナの影響は多少あるのかというふうに考えてございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) ちょっと基本的なことを聞くのを忘れました。 令和3年度から介護保険料が引き下げられます。基準月額で6,607円だったのが6,244円に引き下げられるということで、この引下げの主な理由について、教えていただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 辻高齢介護課長高齢介護課長(辻博生君) 第8期の保険料が安くなった理由についてでございますが、第8期の保険料につきましては、高齢者数の減少、要介護認定者数の増加、介護報酬改定、施設整備などによる増額要因に対し、現在積み立てている介護給付費準備基金の約4億4,136万円を取り崩すことで、増額分以上に減額となり、第7期の保険料より下がることとなりました。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 私は、生活支援体制整備事業についてお聞きしたいと思います。 予算の説明書の119ページにありますし、また概要においても83ページにあるわけですけれども、これ、社協のほうに委託されているかと思うんですけれども、各地区で活動を行うようになっていらっしゃるとは思うんですが、どんなふうに進んでいるのか現在のところを教えていただきたいというのと、その生活支援体制整備というのは、どういうものかについても教えていただけますか。 まず、生活支援体制整備っていうのがどういうものかっていう概要と、それから各地区でやっているっていうのはどういうふうに進めようとしていて、今どこまで進んでいるか教えていただけますか。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 辻高齢介護課長高齢介護課長(辻博生君) 生活支援体制整備事業でございますが、内容につきましては、高齢者率が高まっている中、住み慣れた地域で生活していくため、各地域に沿った支え合いの仕組みづくりの必要性が高まっており、それを目指すため、地域の課題を検討する第1層協議体--これが海南市全域のことでございます--と第2層協議体--これは旧小学校区17地区のことでございます--の設置を進めてございます。 次に、どのような取組が行われているのかということでございますが、第1層協議体では年間3回の会議を開催し、海南市全域の課題や、第2層協議体で解決できない課題について協議しており、令和2年度には、海南市内で高齢者が集う場所が少ないため、構成員が協力し体操教室を実施しました。 第2層協議体では、課題の検討を始める地区や、高齢者の見守り活動などを行っている地区がございます。 現在第2層の協議体の地区でございますが、7地区の協議体が活動してございます。 令和3年度は、第2層協議体は旧小学校区17地区で立ち上げる予定でございまして、令和3年度には3か所の新規設置を目指してございます。 今後は、年2から3地区ずつ増やし、令和6年度には全ての17地区での活動を目指してございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 分かりました。 令和7年度まで17旧小学校地区全部で立ち上げたいということで、令和3年度は新たに3か所増やしたいということですね。 これを質疑しましたのは、地域の方から、こういうのをやってはどうだと声をかけられるんやけれども、地域では、もう地区でも公民館でもこういうことやっているよ、防災会議なんかでもやっているよみたいなことを聞いて、それでもせなあかんのかみたいなことをお聞きしたんですね。 で、それがどうなのかについてお聞きしたいのが1点。 それから、委託料486万円ありますよね。これが、現在の7地区と3地区合わせて10か所分の委託料になるんですか。委託料は、全ての地区になるとやっぱり増えるっていうことなのか、その委託料の金額について教えてください。それをお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 瀬野くらし部長くらし部長(瀬野耕平君) まず、2点ございまして、1点目ですけれども、地域の方々から、既にしているという話の中でどうかということですけれども、この第2層協議体につきましては、地域へ入っていきまして皆さんの意見を聞く中で、こういうことが課題であるという話合いの中で、自分たちでもできることはやっていこうということです。 できないことは、また第1層協議体に上げたりして、市全体で取り組んでいこうかという話をしていくんですけれども、その課題の中でしている分については、もうやらなくても大丈夫ですんで、それはもう話合いの中でやればいいということで。 その言われた方が、どういう話を聞いて言われたのか分かりませんけれども、やはり課題になっていることを助け合いしていこうかということを話し合っていくので、その辺はまた十分話合いをしていけばいいということで思ってございます。 あと委託料なんですけれども、社会福祉協議会に、ここに載っている予算のほとんどは社会福祉協議会に係る委託料ですけれども、これが地域が増えていけば、もちろん増額ということにもなっていくと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) おっしゃることは分かるんですよ。今困っていることに対して地域で解決していこうという。 だけど、これは介護保険の事業としてやっているわけですよ。介護保険はもともと何ていうんですか、介護を社会化していくっていうか、家庭だけで抱えるんじゃなくてっていうことで、主体は介護支援に当たると思うんです。 それに対して、これは高齢者の生活の困っていることとかいうのを対処していこうじゃないかって、また、介護に頼らないでもいいような暮らしをどうやって構築していくかということだとは思うんですけれども、海南市のような場合だと、本当に公民館活動や自治会活動を担っていただいているのが、本当に高齢者の方であって、同時にそういった課題も一緒に解決していっているように感じるんです。 まして、何ていうんですか、高齢者の買物に困ったよとかいうことも、もちろんあるんでしょうけれども、生き生きとした生活のためには、若い人や子供たちを巻き込んでやっていくってなると、介護保険でやっていくには何か無理があるような気がしましてね。しかもこれだけの委託料をかけてやっていくわけで。 それよりは、地域などで介護に頼らなくてもいい健康を維持するっていうのが本来で、介護保険としては、それでも介護に頼る場面でどうやって充実させていくかのほうがいいように、私はですよ、感じるんですが、これはどうですか。 ○議長(川崎一樹君) 瀬野くらし部長くらし部長(瀬野耕平君) 今、橋爪議員から、介護保険の事業でやっている、ちょっと何か矛盾っていうか、そういうことやと思うんですけれども、この事業につきましては、平成27年度に介護保険が大幅に改正をされまして、そこに生活支援体制整備事業がこれをやっていくように明記されました。 介護保険事業の中で、この地域づくりをするようにということで、ちょっと介護保険でっていうことで地域づくりというのは、市全体のことになるんで、ちょっと違和感もあるんですけれども、それが介護保険の中にもう明記されておりますので、この事業を推進しているわけです。 ただ、この事業につきましては、高齢介護課だけではなくて、課題が出てくれば関係各課と話し合って取り組んでいきたいと考えてございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第5 議案第14号 令和3年度海南市地域排水処理事業特別会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第5 議案第14号 令和3年度海南市地域排水処理事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第6 議案第15号 令和3年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第6 議案第15号 令和3年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第7 議案第16号 令和3年度海南市港湾施設事業特別会計予算
    ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第7 議案第16号 令和3年度海南市港湾施設事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第8 議案第17号 令和3年度海南市水道事業会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第8 議案第17号 令和3年度海南市水道事業会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 本案については、質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) 令和3年度海南市水道事業会計予算ですが、説明書の45ページ、概要84ページの室山浄水場整備検討事業、新規です。これについてお尋ねいたします。 まず、室山浄水場の整備を検討されるということなんですけれども、まず、室山浄水場の更新整備を検討されるということです。 更新整備、どういうふうな整備を軸にどのような部分を更新するのか。予備調査業務ということですが、この予備調査の内容をお答えいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 前山工務課長 ◎工務課長(前山勝俊君) 室山浄水場整備検討事業に関わっての御質疑にお答えいたします。 室山浄水場は昭和30年代に建設され、老朽化が進んでいることから、整備の方針の検討が必要でありますが、室山浄水場の施設の中でも、汚泥脱水施設は特に老朽化が進み、処理能力が低下しており、早急な改修が必要であるため、今回、室山浄水場の測量及び施設の配置、規模、施工計画等の検討を行い、汚泥脱水施設の改修後に、再度この部分の移設や撤去などが生じないようにしたいと考えております。 なお、施設全体の整備計画については、今回の予備調査後に行いたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) 汚泥脱水施設ということです。そこを中心に検討していただける。設計とかそういう調査して、設計をいろいろやっていただけるということだと思うんですが、基本的にこの室山浄水場の整備について、昭和30年代からの古いものですから、順次やっていかなければいけなくなっていると思うんですけれども、そうですね、そのスケジュールですね、大体の全体的な大まかなもので結構ですので、お答えください。 ○議長(川崎一樹君) 前山工務課長 ◎工務課長(前山勝俊君) 再度の御質疑にお答えさせていただきます。 室山浄水場の整備につきましては、導水管更新事業など、大型の事業が完了してから着手したいと考えておりますが、老朽化が進み、処理能力が低下している汚泥脱水施設の更新が急がれること、また、検討には時間を要することが想定されることから、令和3年度から検討事業に着手したいと考えておるところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 以上で、通告による質疑を終了いたします。 他に本案について御質疑のある方ございませんか。 10番 川口政夫君 ◆10番(川口政夫君) 1点だけちょっと。 職員の数なんですけども、前年度に比べて、職員数、また会計年度任用職員数も減っているように思うんですが、体制、これからいろんな重要な水道を維持するのに事業がたくさんあると思うんですけれど、これで十分なのか。 それと下津と、どこがどう減っているのか、ちょっとお教え願えますか。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 山香業務課長 ◎業務課長(山香吉信君) 10番 川口議員の御質疑にお答えいたします。 まず、職員数なんですが、予算書では、令和2年度は24人となっておりまして、令和3年度は21人ということで、3人の減となっておりますけれども、こちらは令和2年度の実際の職員数は、年度当初から1人減の23人での体制とさせていただいておりまして、令和3年度の実際の減少数は、正規職員で2人の減となっております。 この2人の減少は、令和3年度から工務課と施設維持課とを統合させていただくことによるものでございます。 この体制で水道の事業の運営のほうには、これまでどおり安定した水道水の供給には支障がないものと考えております。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 10番 川口政夫君 ◆10番(川口政夫君) ぜひ、安定してもらわんと困るんで、この会計年度任用職員のほうの減はちょっと気になるんですが。 退職された方を会計年度任用職員で再任用するとか、その数に入っていない職員さんがいてるみたいな、ここの何ていうんですか、何人って書いている中に入っていない部分があるようにも思うんですが。ちょっとそんな話も聞いたことあるんで、その辺の状況を教えていただきたいと思います。 それと下津は変わらずということでよろしいんか、その辺だけお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 山香業務課長 ◎業務課長(山香吉信君) 再度の御質疑にお答えいたします。 下津のほうが変わらないかということでございますけれども、こちらは各業務の見直しのほうをさせていただいておるところでありまして、下津の事務所につきましてそちらの見直しも行いまして、そこは警備体制を強化させていただく予定でありまして、警備の委託のほうに切り替えさせていただければと考えておりまして、そこの職員が、今の海南の事務所のほうへ移るということ。 それから、そこに、下津の浄水場にいておりました会計年度任用職員の方が、1人減で対応させていただければと考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第9 議案第18号 令和3年度海南市病院事業会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第9 議案第18号 令和3年度海南市病院事業会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 病院事業費用全般についてお伺いします。 予算では、支出の予定が40億9,100万円ですね。病院事業収益のほうが34億2,400万円予定されているようなんですけれども、普通ゼロになるように同じ数字が来ますよね。 これで単純にしますと、6億6,700万円も足らない、赤字っていうような形の予算になっているとは思うんですけれども、そのような理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 藤田医療センター事務長医療センター事務長(藤田裕之君) 予算の考え方についての御質疑かと思われます。 予算の編成に当たりましては、直近の状況、今年でいいますと令和2年度の収入であったりとか、費用であったりとかをベースにしながら、令和3年度どれぐらいの収益が見込めるか、あるいはどれぐらいの費用が必要かっていうところを、予算として見積もらせていただいております。 そうした中で、現状、費用でいうと、令和2年度の人員体制をベースに、診療内容に応じた材料費であったりとか薬品費、そういった部分を、令和3年度の伸びも一定考慮した中で、見積りをさせていただいております。 変わりまして収益についても同様ですけれども、先ほどの御質疑の中で、6億6,700万円程度のマイナスというところでっていうところなんですけれども、今回繰入金については、骨格予算のほうで対応させていただくというところではあるんですけれども、それ以外についても、令和2年度の実績でいいますと、入院収益が落ち込んでおります。大体2億円程度、前年よりマイナス10%程度の影響が出ております。 この要因としては、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う受療行動の変化ですね。患者さんの受診控えというような影響であったりとか、あるいはインフルエンザ等々の感染症が減っているというところで、入院患者さんが減少している、そういった要因が考えられます。 この状況がちょっとどこまで続くんかというところでいうと、なかなか判断が難しいところではあるんですけれども、令和3年度につきましては、平成30年度あるいは令和元年度までの水準には、なかなかすぐには戻らないんではないかというようなことの中で、収益を見積もらせていただいております。 こうしたもろもろの考え方に基づいて予算を編成させていただいた結果、今回予算案で提出させていただいたような収支の見通しになるというところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 6億6,700万円の単年度のほうで当年度の純損失ですね、すごい数字ですよね。 今回の予算ではないんですけれども、後にこれを繰入金、市の財政本体のほうの繰入金になると、6億6,700万円あったら物すごく市民のためにいろいろできますよね。 そこで、人員のほうの話がちょっと答弁のほうであったんですけれども、その職員数、海南医療センター建て替えのときに、当時は140人程度だったと思うんですけれども、この予算案だと224人になっていると思うんですけれども、この極端に人数が増えていると私は感じるんですけれども、その病院建て替え時に何人ぐらいだったと、本年度予算では224人という数字で合うているのかどうか。 もう一つ、1人当たり人件費、会計年度任用職員を除いた正規職員の1人当たり人件費、これ800万円ぐっと超えているかと思うんですけれど、その数字のほうをお伺いいたします。 ○議長(川崎一樹君) 藤田医療センター事務長医療センター事務長(藤田裕之君) 職員数に関わっての御質疑でございます。 平成25年から増えているんではないかというところでございますけれども、実際増やしております。 その増えている要因としましては、当然、病院でいろいろ患者さんの治療に当たらせていただいて、それに基づいた診療報酬という対価を得るという、そういう仕組みになっておりまして、当然治療内容なりが変わってくれば、当然それなりの体制というのが求められてまいりますし、それに応じた収益っていうのも診療報酬上、評価されているというところでございまして。 そういったところもありまして、診療単価のほうも、たしかちょっと今手元に資料ちょっとあれですけれども、診療単価、開院当初は3万6,000円程度でありましたけれども、今年度は5万円を超えてくるというような見通しになっておりますので、入院されている患者さんの状況に応じた職員配置というのが当然必要になってきますし、それに応じた収益もやられるという形になっております。 もう一点、1人当たり人件費についても、予算書等で資料はお示ししているとおりでございます。 これも国家公務員法の定める給料表に基づいた運用となっておりますので、こういった形の1人当たりの人件費になってございます。 ○議長(川崎一樹君) 市長、神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 議員からの御質疑の中で、一般会計からの繰出金について今回見直したわけでありますけれども、御指摘のように、収入6億6,700万円程度の赤字のこの予算になるわけであります。 以前からも、赤字予算は組んでいたわけでありますけれども、今回このような大きな赤字予算となっておるわけでありますが、ヒアリングの際には、病院当局から繰入れについては、約6億円の要望をいただいております。 そのような中で、本議会の冒頭の御説明の中にも入れさせていただいたわけでありますが、コロナ禍で、いろいろ入院収入とか病床の補償等、いろいろまだまだ未確定なところがありまして、我々といたしましても、できるだけの一般会計からの繰出しを協力したいということで検討させていただくわけでありますが、約6億円程度の話でありましたので、多額の金額になりますので、6月の肉づけ予算で、その点については精査の上、また補正として上げさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 私、先ほどの質疑で、海南医療センター建て替え時に何人が、今年度予算では何人の職員になったかと。 もう一点、1人当たり人件費、会計年度任用職員を除いた正規職員の1人当たり人件費は幾らであるかという質疑をしたので、その分の答弁を求めるよう、議長のほうから指導をお願いします。 ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午前11時41分休憩-----------------------------------                           午前11時44分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第18号の議事を継続いたします。 13番 宮本憲治議員からの議事進行にお答えいたします。 当局には質疑に対する答弁を求めます。 藤田医療センター事務長医療センター事務長(藤田裕之君) 申し訳ございません。お答えさせていただきます。 1点目の平成25年の職員数と今の職員数というところで、平成25年度末現在で申し上げますと特別職を含めて175人、今年度令和3年3月末現在の見込みで申し上げますと、217人となっております。 続きまして、1人当たりの人件費でございますけれども、予算書の30ページのほうに、資料をつけさせていただいておりますが、医師で申し上げますと、平均給与月額でありますけれども約95万円。医療技術員が約33万8,000円、看護師が38万円、事務員が35万6,000円となっております。  (1人当たり年間の人件費を聞いているねん。834万1,000円かかっているということを聞いているねん」と呼ぶ者あり)  (「ちゃんと質疑、よう聞けよ」と呼ぶ者あり) 年間で申し上げますと、医師については1,140万円余りになります。医療技術員につきましては平均給与年額で406万5,000円余り。看護師につきましては約457万円、事務員につきましては約427万円となっております。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) その1人当たり人件費、報酬、給与、手当、全部含めたやつね、令和3年度海南市病院事業会計予算の27ページ、給与費明細書、くれてやいしょな。 特別職1人、一般職224人、ほんで何やかんや合わせて、合計で18億7,692万8,000円。これ人件費が225人分でかかっていて1人分は幾らか。 何遍も何遍も聞いていると思うんで、その年間の1人当たり人件費、1人当たり人件費やで、どんだけかかっているかっていうのを聞いているんで、それを正確に、そのはぐらかすように感じないように答えていただきたいと思います。 職員数のほうも最初に答えてくれたやつが、特別職や何やいろいろ入れた数であったりとか、後半のやつはこっちの今年度予算の数であったりとか、比較対象がずれているように思うんやけれども。両方とも同じ対象のやつで答えていただきたいと思うんです。 ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午前11時48分休憩-----------------------------------                             午後1時開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第18号の議事を継続いたします。 13番 宮本憲治君の議事進行にお答えいたします。 当局に申し上げます。質疑に対し的確に答弁願います。 再度答弁願います。 藤田医療センター事務長医療センター事務長(藤田裕之君) 貴重なお時間を頂戴し申し訳ございません。 宮本憲治議員の御質疑にお答えさせていただきます。 令和3年度の予算ベースでの職員数は、予算書の給与費明細書27ページにございます特別職を含め225人となっております。1人当たりの人件費で申し上げますと834万2,000円になります。 また、平成25年の職員数、これは決算ベースで申し上げますと、これも特別職を含めて175人でございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 175人が今年度予算では224人と増えている。1人当たりが834万円、大きいですよね。 で、224人とはなっているんですけれども、今現在の現に在職する職員数、29ページで見ると、前年度で197人とあります。できるだけ、首を切れと言っているんじゃないですよ、退職される方の不補充によって、人件費1人当たり834万円というのを抑えられると。1人減ったら834万円、極端なこと言うたら、10人減ったら8,000万円。何とか努力をしてですね、単年度で6億6,700万円もの本会計から病院会計への繰り出しを求めるというのを可能な限り圧縮すべきだと思うんですよ。 そこで管理者、私は、予算は出ているんですけれども、予算の運用を可能な限り出る分を減らして、入る分を増やすことによって本会計からの繰出金のほうを抑えるべきだと思いますけれども、考えを問います。 ○議長(川崎一樹君) 鈴木病院事業管理者病院事業管理者(鈴木孝志君) ただいまの宮本憲治議員の御質問にお答えいたしたいと思います。 来年の当初予算は厳しい数字を出させていただいておりまして、それは実績ベースで当然取り返すべく努力していかなければならないという決意を持って臨んでいるところであります。 職員数につきましては、病院事業会計の、ある意味一般会計と異なる特殊性といたしまして、収益を確保するためにどのような体制を整えるのかというところがございます。そんな面において、確かに職員の数は増えているものの、全体の収益に占める人件費の割合というのは、できる限り圧縮をしながらこれまで取り組んできたところでございます。 その一方で、前に戻りますけれども、現在厳しい状況であるということがございますので、今後は、さらに、そういった診療報酬につながることも踏まえつつ、適正な人員配置ということについては当然努力してまいりたいと思っておりますし、その一方で、費用という面におきましては、もろもろその他の材料費などもございますので、収益だけを見るんではなくて、経費のほうの圧縮というのも、経営委員会という組織を私どもつくっておりますので、院内全体で意思統一もしながら一生懸命取り組んでまいりたいと思います。 当然収益を確保することで少しでも経営改善につなげるというのは最も大事なところでございますので、その点につきましては、ただいま厳しい状況ではありますけれども、どのようにして患者を確保していくのかなどについて、これも院内全体で議論もしながら一生懸命取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 15番 栗本量生君 ◆15番(栗本量生君) 今、宮本議員の質疑を聞いていながら、ちょっと思いついたんですけれども、今管理者から黒字化を目指しての話を聞きました。それを問おうと思っていたんですけれども、しかし、それはそれとして、やはり、ここで管理者そこまで言うていただいたんやったら、病院挙げてね、院長からはじめプロジェクトチームのようなもんを組んで、今後どういうふうにこの病院経営をしていくか、そのことについて、やっぱりきちっと検証すべきで、その上で情報を全ての職員が共有して、それに向かって動くという形を取ってはいかがかなと思うんですが、これについていかがですか。 それと、市長、今管理者の話も、宮本議員の質疑も聞いてくれた中で、やはり、赤字ありきの経営では普通じゃないと思うんです。経営者としては、当然黒字を目指して努力する。今、頑張るって答弁、彼はされましたけれど、やはり、お金を出す市長としても、きちっと病院側に対して、そういう努力を促す、これが必要じゃないかと私は思うんですが、それについて、市長はどういうふうに考えておりますか。 次いきます。 次、コロナ患者を受け入れ、そんな視点から、病院の入院数はどうなっているのかな。極端に減っていませんかというのが質問です。 その次に、前にもお伺いいたしましたが、看護師さん、特に若い看護師さんがどんどん辞めて入れ替わっていく。それで、ふだんの採用情報、あんたのところの情報を見ていますと、やっぱりどんどんどんどん増えている。人数も増えている。そこら辺がね、どういう推移で毎月変わってんのかなということを教えていただきたいし、前にも言うたように、やっぱり辞めることが多うなってきたら、何で辞めんのかということをきちっと検証して、原因を突き詰めて、改善をしていくのが大事やと思いますのでね、そういう意味でもひとつよろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 鈴木病院事業管理者病院事業管理者(鈴木孝志君) 栗本議員のまず1つ目の御質問に対するお答えでございます。 黒字化に向けて組織を挙げて取り組むべきではないのかということは、本当に議員御指摘のとおりでございます。そういう強い思いで取り組んでまいりたいし、これまでも取り組んできたつもりですけれども、さらに強めてまいりたいと思っております。 現在、というのは、これまで院内に、先ほども少し申し上げましたけれども、経営委員会というのをつくっております。これは、各部門長もメンバーに入っておりまして、毎月の、単月の経営の分析、収益はどうだったか、それに対して費用はどうだったのかっていうようなデータを整理してお示しして、そんな中で、動きがあれば、例えば少しマイナス大きいなと、単月で出てきたという場合にあっても、即座に、じゃ、これからこうやっていこうということを判断し、全体で共有できる仕組みを既に整えておりまして、これは、現在も取り組んでおります。 その中に、先ほど申し上げた材料費をどうしたらいいのかとかいうのも含めまして、収益だけでなくて費用も含めて、皆で議論をしながら、よりよい方向に持っていくということでやっておりますので、それを引き続き充実、強化してまいりたいというふうに思っております。 何分、現下のコロナというのが、これまでになかった未曽有の状況でございます。 次の御質疑に入らせていただきますけれども、入院の患者数の推移でございますけれども、昨年4月以降、実は全体の傾向といたしましては、昨年1月から、やはり前年と比較しまして減り始めてまいりました。で、統計的に4月以降、今押さえているのが1月末までの期間で、新規の入院の患者さんの数というのが、比率でいいますと、前年度と比較いたしまして81.7%ですので、2割弱、やはり前年度に比べて減っております。その前の前々年度と比較しても、同じような差がございますので、やはり新規入院というのは減っているという状況にございます。 最後に、看護師の離職に関して、今手元にございます情報としては、いわゆる離職率でありまして、昨年度で、離職率、辞めた人の全体の看護師に占める比率、これは5.2%であります。10年前と比較いたしますと、10年前は10.3%ですので、年によって、実はこれ増えたり減ったりが正直ございまして、逓減傾向にあるということではございませんが、10年前と比較いたしますと、10年前は10.3%だったのが昨年度は5.2%という状況でございます。 中身の要因については、様々あろうかと思います。家庭の事情とかですね、なかなか一言で申し上げられないところがございますけれども、看護部として、組織的に、もし離職の申出があった場合に、よく事情も聴きながら、できる限りの努力をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(川崎一樹君) 神出市長 ◎市長(神出政巳君) 私からは、赤字ありきの経営という御発言があったわけでありますが、私ども海南市では、一般会計のほかに収支を明確にするために6つの特別会計、そして、さらに収支均衡を図るための事業として水道事業と病院事業の2つの企業会計を持っております。 そのような中で、私といたしましては、まず病院事業におきましては、収支均衡ということを常に海南医療センターの方々には申し上げておるところでございまして、そのような中で、海南医療センターは、他の民間病院などと比べまして、やはり救急外来とか、その他小児対応とか、なかなか収支の厳しいいろいろな診療科目に対応をしなければならないところでありまして、大変経営については近年ずっと苦慮してきたところでございます。しかし、建て替えもお認めいただき、そしてキックサーティーを目標に、平成30年黒字化ということで今まで努めてきたところでございます。 そのような中、令和元年の9月26日に、厚生労働省の地域医療構想に関するワーキンググループが医療提供体制の再検証要請対象424病院を含む公立・公的医療機関1,455病院の情報を公開されました。そのような中で、海南医療センターも名指しをされたわけでありますが、今般、昨年の2月13日に済生会有田病院でコロナのクラスターが発生以降、海南医療センターも、いろいろな条件の中でコロナ禍に対応をしてまいりました。 そこで、我々、その要請を受けた中で、私は知事に対しまして、今後の地域医療構想の中で海南医療センターの150床の病床は堅持をお願いしたいということで強く申し入れし、知事も、もちろんそれについては全力で対応するという約束をいただきましたので、コロナも、海南医療センターの池田院長がもともと呼吸器内科の専門家でありますし、先頭切って一生懸命対応に当たってきていただいたところでありまして、決して赤字ありきの経営を認めているわけでございません。 特に、鈴木管理者はじめ事務のスタッフの方々も医療スタッフとともに一生懸命、休みもなく今まで対応してきていただいたところでございますので、今般、また再選をさしていただければ、6月の定例会で肉づけ予算の中で、また一般会計からの繰出金については慎重に精査の上、決して赤字経営を認める方向ではなく、健全な病院経営というものを目指していただくべく、繰出金を提案したいというふうに考えておりますので、議員の皆様方にも御理解をいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 15番 栗本量生君 ◆15番(栗本量生君) まず、市長からいくと、市長のおっしゃることはこの前もお聞きしました。私はね、市長でも、病院側の皆さんでもね、今までね、繰越しをして、帳面上はプラスになって、それをプラスやプラスやと、ここだけでなしに市民の皆さんにも言うている。それが大手を振って言えることですかという考え持っていたんよ。 ですから、こういう事態になって、やっぱり市長として、病院側に対しても、できるだけね、繰越しを少なくするような努力を促すべきではないかと、そういうことを私はお聞きしたかったんや。 次、病院は分かりました。 しかしね、看護師さんの問題についても、やっぱり働き方改革という形も出てきているんでね、やっぱり、病院の先生や看護師さんのレベルも上げる努力、これは大事じゃないか。その上で、やっぱり働く環境もきちっとやっていくと。それはまたひとつね、答弁は要りませんが、しっかりと考えていただきたいと思います。 市長、それひとつよろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 神出市長 ◎市長(神出政巳君) 一般会計から病院会計に対する繰出金については、よく市民の方々からもお尋ねがあるわけでありますが、赤字に対して、それを補填しているというのではなく、事前に病院と私どもとの協議の中で、先ほども申し上げた救急外来とか、また小児対応とか、なかなか採算の合わない事業について海南医療センターで引受けをいただくために、こういった繰入金を出させていただき、病院事業としては、繰入金として扱われるわけでありまして、我々が赤字に対して繰り出しをしているわけではなく、経営効率の悪い科目について対応していただくための繰入金でありますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第10 議案第19号 岡田排水ポンプ場整備工事請負変更契約締結について及び日程第11 議案第20号 岡田排水ポンプ場整備(機械・電気設備)工事の請負変更契約締結について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第10 議案第19号 岡田排水ポンプ場整備工事請負変更契約締結について及び日程第11 議案第20号 岡田排水ポンプ場整備(機械・電気設備)工事の請負変更契約締結についてを一括して議題といたします。 当局の説明を求めます。 仲管財情報課長管財情報課長(仲恭伸君) それでは、議案第19号及び議案第20号を一括して御説明いたします。 本議案2件は、昨年2月5日に実施しました条件付一般競争入札の結果に基づき、同年2月定例会におきまして議決をいただきました岡田排水ポンプ場の本体工事及び機械・電気設備に係る整備工事につきまして、工事期間を延長する変更契約を締結しようとするものでございます。 変更の内容でございますが、当該2件の工事は、岡田地区排水対策事業の一部の工事でありまして、これらの工事に関連する亀の川への放流渠建設工事の着手に遅れが生じたことが影響し、当初の契約期間内に工事を完了することが困難であると判断したため、工期の末日を令和4年3月25日に延長するものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がありますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) 今御説明いただきましたが、締結を結び直さなければいけなくなったという理由が工事の遅れということですね。遅れの原因というので、放流渠建設工事の着手に遅れが生じたというふうにただいま御説明いただきましたけれども、では、この放流渠工事の着手がなぜ遅れたのでしょうか。その理由の御説明をお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 内芝建設課長 ◎建設課長(内芝壽郎君) 請負変更契約につきましては、議案の説明にもございましたが、岡田排水ポンプ場整備工事の一つでございます亀の川への放流渠工事の着手が遅れたことによるものでありまして、まず、この放流渠とは、調整池の水を河川に放流するための水路のことで、議案の工事でございます調整池及び機械・電気設備と一体化して機能する施設であり、採用工程におきましても、構造物同士の接続や機械・電気設備の一部につきましては、放流渠の上面に設置することから、大きく関連性がございます。 この放流渠工事の着手が遅れた理由につきましては、2点ございます。 まず1点目は、亀の川を管理する県との河川協議の遅れでございまして、これにつきましては、当初令和2年3月末に協議を終えまして、4月に工事を起工し、5月の工事契約を想定してございましたが、護岸の復旧方針などの協議が長引いてしまい、工事の起工が7月となってしまいました。 そして、もう一点でございます。 入札が不落になったことによる遅れでございまして、7月に工事を起工しまして、8月に入札を行ったところ不落となり、再度の入札により契約が令和2年10月となりました。このことによって、放流渠工事の契約着手が当初の予定から約5か月遅れることとなりまして、令和2年11月から翌5月の非出水期に行う予定でございました放流渠の一部が施行できなくなったことから、工期延期を余儀なくされたものでございます。 また、この延期に当たりましては、令和3年の6月から10月につきましては出水期となってございまして、河川工事につきましては工事に制限が生じることから、放流渠工事の完成は令和3年の12月を見込んでございます。 議案のポンプ場の本体及び機械・電気設備につきましては、最終段階の接続、また設置工事が、放流渠が完了した後の施工となるために、工期のほうを令和4年3月25日まで延長したいと考えてございます。 ○議長(川崎一樹君) 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) 工期が令和4年3月25日まで延びるということですけれども、予算のところでお聞きしました。令和4年4月のポンプ稼働を目指して工事を進めるというふうにお答えいただいたんですけれど、令和4年内には稼働していただきたいと、地元の皆さんは特に思っていると思います。 そこでですね、今回のように請負変更レベルの大きな遅れっていうのは今後出る可能性はありませんか。もう大丈夫ですか。そんなことをお聞きします。 ○議長(川崎一樹君) 内芝建設課長 ◎建設課長(内芝壽郎君) 令和3年度につきましては、現在進めております工事、それと令和3年度に予定しています工事、あと大きく2件の工事を発注することとなります。 この事業区域においては、あまり広い区域ではございません。そんな中で、多いときには5つの工事がふくそうして、工事が進められるような状況になってございます。そういった中でスムーズに工事を進めるためにも、工事間の調整を図りながら、目標の令和4年の3月末を目指して、調整を図りながら進めていきたいと考えておりますので、御理解ください。 ○議長(川崎一樹君) 以上で、通告による質疑を終了いたします。 他に本案について御質疑のある方ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第12 議案第21号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第14号) ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第12 議案第21号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 国の第3次補正によって、小学校、中学校の空調設備を整備しようということですけれども、特別教室等にということですけれども、空調設備のない教室がまだあったんかなというふうに思っていまして、どこにどれだけ、何か所っていうんですか、あるのか、どういう教室なのか、教えていただけますか。 ○議長(川崎一樹君) 中野教育委員会総務課長教育委員会総務課長(中野裕文君) 未整備の特別教室等幾つあるのかと、どこにどれだけという、学校については17校が対象になりまして、一つ一つっていうことにはならないと思うんで、省略というか説明のほうは控えさせていただきたいと思うんですけれども、主に、平成27、平成28年には普通教室にさしていただいております。それと、令和元年度には理科室、音楽室に主に設置のほうをさせていただいております。 そのほかといいますと、家庭科室とか美術室が未整備になっているところが多いというところと、今回、この事業におきまして、老朽化した空調設備の更新も含めて行うものですんで、今後、学校とどこの教室を整備していくかっていうのを協議しながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 17校で整備するということで、老朽化した空調設備についてもできるということで、よく、新たにつくるのはできるけれども、修繕とか改修とか更新とかで使われない例もあるんで、大変ありがたいことかと思いますが、全学校なのかな。小学校何教室とか中学校何教室だけでも分かりませんか。 それと、やっぱり児童数、生徒数も減ってきていて、使われていないのに整備するというわけではないんですよね。やっぱり必要な教室にだとは思うんですけれども、ちょっとそこら辺が分かるような御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中野教育委員会総務課長教育委員会総務課長(中野裕文君) 整備する教室については、これからの協議ということになるんですけれども、小学校につきましては300平方メートル分の教室に設置したいというふうに考えておりまして、中学校については400平方メートル分というふうに考えております。 それと、17校の内訳なんですけれども、小学校が、黒江小学校と南野上小学校が整備済みということで10校、それと中学校が7校の10校と7校の計17校で整備したいというふうに考えております。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第13 議案第22号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第13 議案第22号 令和3年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第14 発議第1号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第14 発議第1号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 議会運営委員会委員長 中家悦生君  〔議会運営委員会委員長 中家悦生君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(中家悦生君) 発議第1号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則について御説明いたします。 本案は、議員の本会議及び委員会への欠席事由並びに請願者の請願書への押印について所要の改正を行うものでございます。 改正の内容でございますが、まず、第2条及び第91条の改正につきましては、議員の本会議や委員会への欠席事由について、「事故のため」とあるのを「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」と明文化するとともに、欠席事由の「出産」について、「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において」と期間を明文化するものでございます。 次に、第139条の改正につきましては、請願者に対し、請願書提出時に求めている押印について、「署名又は記名押印」に改めるものでございます。 なお、附則についてでございますが、この規則は、公布の日から施行しようとするものでございます。 議員各位におかれましては、何とぞ本案に御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会に付託いたしません。 これより討論を行います。 討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 発議第1号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則についてを原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 この際、今期定例会に提出されました当局提出議案のうち、先議した議案1件を除いた議案21件を、既に配付の議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。                           午後1時35分休憩-----------------------------------                           午後1時37分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 小柳事務局長 ◎事務局長(小柳卓也君) 報告いたします。 予算決算委員会、本日午後1時50分から第1委員会室。 総務委員会、本日予算決算委員会終了後、15分を挟みまして、第2委員会室。 教育厚生委員会、本日予算決算委員会終了後、15分を挟みまして、第3委員会室。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明日3月6日から3月17日までの12日間、委員会審査のため休会し、3月18日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。                           午後1時38分散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長   川崎一樹  議員   和歌真喜子  議員   上村五美  議員   米原耕司...